折れぬ槍
朦朧(もうろう)とする意識
雨のように体を流れる血
忘れられぬ記憶
槍は紅く染まり・・・しかしまだ折れてはいない
まだ戦えると・・・まだ戦えると何度も呟き
そして女性は再び槍を手にし立ち上がった
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